古くから避暑地として世界の知識人、文化人に愛されてきたリゾート地、軽井沢。そこに10年以上続く極上の宿があるという。聞くにその宿はリピーターが絶えないという話だ。またその理由はサービスの質の高さからだという。
その宿は「星のや軽井沢」だ。
水辺と森に囲まれた客室
四方を森に囲まれた山あいに立ち並ぶ、星のや軽井沢の客室。77の客室は大きく3つに分けられる。
まず「山路地の部屋」では軽井沢に自生する四季折々の木々や草木を眺めることができるのが最大の魅力だ。またその景観を最大限楽しめるために、大きな窓やテラスを設けている。
次に「水波の部屋」は集落を流れる川に面した部屋。開放感溢れているのが特徴で、昼は川のせせらぎの音を聞きながら読書するのがいい。夜には暗い水面にわずかに揺らめく水行灯をぼんやり眺めるのもいいだろう。
最後に「庭路地の部屋」だ。ここは川から導かれた水路や個性豊かな坪庭が特徴で、 大きなお風呂や広いリビングなど、家族での利用や長期滞在に適した客室だ。和を基調とした庭園の眺めなど、別荘のような風情ある景色たのしむことができる。
秋の信州を楽しむ
敷地内に生えているのはもみじとカラマツ。10月の星のやは赤いもみじに包まれます。そして11月は黄金色に輝くカラマツを楽しむことができる。これからの季節にぴったりの宿だ。
多くの文豪が愛した星野温泉
星のや軽井沢の起源は、大正3年、初代経営者である星野国次が温泉掘削事業に着手したところからはじまる。だんだんと「美肌の湯」として評判が広まり、大正10年頃には、多くの文人が集う場所へと発展した。
北原白秋や島崎藤村ら、日本を代表する文豪たちが、この地に滞在し、数々の名作を執筆したそうだ。
そして現在は季節の軽井沢を望める露天風呂と内湯を備えた「トンボの湯」。
より身体のリラクゼーションにフォーカスした新しいスタイルの温泉「メディテイションバス」の2種類の温泉に浸かることができる。
季節の食材を豊富に使った料理
星のや軽井沢のメインダイニング「嘉助」では、信州ならではの野趣あふれる山の食材と清流に育まれた川の食材を中心に、全国から選りすぐった旬の食材を使った「山の懐石」を堪能できる。
ここの料理長を務めるのは、稲家栄二氏。大阪の割烹で日本料理の腕を磨いた和食のプロだ。
その他にも鹿やイノシシなどあまり馴染みのない食材を使ったオリジナルのフレンチをふるまう、フレンチレストラン、「ブレストンコート ユカワタン」などバリエーションに富んだ様々なレストランがあるそう。
星のや軽井沢(HOSHINOYAKARUIZAWA)
長野県軽井沢町星野☎0570-073-066(総合予約)
料金/1室1泊69,000円~(予約は2泊より。税・サービス料込)
http://www.hoshinoyakaruizawa.com/
予約サイト:[一休][Yahoo!トラベル],[JTB]
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