ミシュラン1ツ星シェフに直撃!「食」で表現するグランピングとは?

COLUMN

グランピングに関するクリエイターに直撃取材! 今回は「食」でグランピングを表現する、石原鉄哉氏を取材した。
昨年の6月12日~14日の3日間、表参道の屋外施設「COMMUNE246」に3日間だけの「グランピング・レストラン」が開店した。
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都会のど真ん中に生まれた架空のホテル「表参道ホテル」。屋上はランチ、ディナーの予約限定の「グランピング・レストラン」だった、という設定だ。ランチ、ディナーを10名限定。コース料理とシャンパンフリーフローでもてなした。
この料理を担当したのが、2014年まで、大阪・北新地でミシュラン1つ星を4年連続獲得したフレンチ「テツヤ・イシハラ」のオーナーシェフ石原鉄哉。
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屋上厨房の設備はすべて石原シェフが持ちこんだ。実は石原シェフ、大人気の店を「もっと自分にはやりたい料理スタイルがある」と突如閉店。現在は最高の食材を求めて日本中を放浪しながら、各地で料理会などを開いている、まさに“グランピング・シェフ”なのだ。
カフェの屋上にテントとタープをセットして、まさにグランピング仕様に設えられた会場。夜はランタンとロウソクの灯りで料理を味わう。キャンプの世界観を醸し出しながら、サービスはホテルスタイルのフルサービス。このギャップが楽しい。
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レストランはアウトドア仕様でありレストラン仕様に。野菜料理は白木の板に石原シェフが取り分けた料理をゲスト一人ずつにサーブ。それをナイフとフォークで食べる趣向。お皿を使わないのがアウトドア・スタイル。野趣なパフォーマンスがゲストにはとても好評だったという。
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そのワイルドな風貌とは正反対の繊細な料理を作る石原氏。フランス料理をベースにした創意工夫溢れる料理に使用する食材は全国の生産者を訪ねて取り寄せ、最高の食材があればどこででも旨い料理を作れるという。
店を持たないさすらいのグランピング・シェフ、石原鉄哉は今日もどこかを旅をしているはずだ。

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